A)血清Mg<1.8gm/dl→FEMg測定
FEMg(%)={(尿[Mg]×血清[Cr])/(0.7×血清Mg×尿[Cr])}×100
FEMg<2%⇒消化管からの喪失
FEMg>2%⇒ 腎臓からの喪失
B)臨床状況からマグネシウム欠乏が疑われる場合は、Mg負荷試験を行う。
《マグネシウム負荷試験》
>1.0mg/dlで無症候性:原疾患の治療and/or経口Mg製剤
<1.0mg/dlで無症候性:1mEq/kgを24時間で補充。その後3~5日0.5mEq/kg持続点滴する。
<1.0mg/dlで不整脈、全身痙攣を伴う:硫酸マグネシウム20mEqを5分で静注。次の6hrで40mEqを生理食塩水250~500mlに希釈し持続点滴。以後40mEq/12hrで約5日間投与する。